テレビニュースに紹介されました

本立寺はコロナワクチン接種予約にお困りの方をサポートしています。その取り組みが各メディアにて紹介されました。

ニュース動画は今後掲載していく予定です。

2021/5/14

読売新聞 多摩地域欄掲載

コロナワクチン接種予約 「困ったら 駆け込んで」

2021/5/19

毎日新聞 東京地域欄掲載

コロナワクチン接種予約 『予約に「ほっとした」』

2021/5/19

テレビ朝日 スーパーJチャンネルにて放送

コロナワクチン接種予約 「ワクチンの“駆け込み寺”が登場」

2021/5/20

テレビ朝日 グッド!モーニングにて放送(5/19放送内容と同じもの)

コロナワクチン接種予約 「ワクチン接種予約で“駆け込み寺”が登場」

2021/5/21

TBS Nスタにて放送

コロナワクチン接種予約 「ワクチンの“駆け込み寺”が、、、」

2021/5/21

日本テレビ news every.にて放送

コロナワクチン接種予約 「これが本当の“駆け込み寺”」

2021/5/23

日本テレビ 真相報道バンキシャ!にて放送

コロナワクチン接種予約 「接種加速へ、、、寺や空港や競輪施設でも」

2021/5/24

TOKYO MX news FLAGにて放送予定

花まつり

 空を眺めていても、行く雲は一つとして同じものはなく、刻々と形を変えていきます。慌ただしく月日は流れ、私の記憶からしても、今見たものも感じたこともさらさらと流れてしまい、留まることは少ないようです。であるからこそ救われているのかもしれません。

 さて、十年前に里山型樹木葬を始め、以来毎年、花まつり法要と合同供養祭を四月に行ってきました。昨年は今も続く「コロナ禍」によって無参拝で行いましたが、今年は三十人ほどが参列してくださいました。本当にこれぞ極楽浄土ではと思える程の桜が咲き、木々を渡る風に読経と焼香が相まって絢爛な装いとなりました。お釈迦さまは二千数百年前に現在のネパールにある「ルンビニ園」と言われた場所で母マヤ夫人からお生まれになりました。法要では「花御堂(はなみどう)」に幼いお姿で左手を上げ右手を下げた立像の「誕生仏(たんじょうぶつ)」を祀り「甘茶(あまちゃ)」を濯ぎます。生まれてすぐに立ち上がり「天上天下 唯我独尊 三界皆苦 我当度此」と宣言されたことは有名な逸話です。しかしながら、私たちが日頃読む「法華経」に生まれたことは書いてありません。そして、滅するということが如何なることかが多く説かれます。つまり、個々の生命に「生老病死」があることをしっかりと書かれています。当たり前のことのようですが、大昔から不老長寿が希われてきたように、人間はアンチエイジングを目指しています。しかし、事実は一個人は必ず「死」を迎えます。お釈迦さまは「滅するけれども居るよ」そして、そのことを「信じれるか」と言います。さらに、信じたものには、生死の心配から解き放たれる「無生法忍(むしょうぼうにん)」と悪をなさず善を行う「聞持陀羅尼門(もんじだらにもん)」を得ることになるだろうと、示しています。はたして、このはるか昔に説かれた教えを何人が得られたことでしょう。お釈迦さまの「願い」は今もなお受け継がれています。祖父母の「いのち」は私の体に受け継がれています。ただ、その思いのいか程が受け継がれているかはあやしいものですが、お経を読むことで多くのことに気付かされてはいます。

 家に居ることが増え、体を動かす機会が減った方も多いでしょう。どうぞ体調の変化にお気をつけください。延寿院周辺の自然は元気にしています。

「延寿」375号 掲載