「住職の雑感」ページに 「山風」87号に掲載の「住職を「御前さま」と呼ぶ寺」を掲載しました。
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今から百年以上前に執筆された夏目漱石の『吾輩は猫である』には「人間とは天空海闊な世界を、我からと縮めて己の立つ両足以外には、どうあっても踏み出せぬ様に、小刀細工で自分の領分に縄張りをするのが好きなんだと断言せざるを得ない」とあります。
私は寺の内では「御前(ごぜん)さん」と呼ばれています。私がというよりはこの寺ではいつの頃からか住職のことをそう呼んでいます。私が初めてお仕えしたのが新宿常円寺で、そこでも当然のように皆さんがそう呼んでいましたので、そういうものなんだと思い込んでいました。それから少し他所の寺とのお付合いをするようになると、全ての住職がそう呼ばれる訳ではなく、むしろ少数派なことに気付きました。一般的には「方丈さん」や「和尚さん」でしょうし、日蓮宗では僧侶を信者さんは「お上人」と呼んでいます。「御前会議」「御前試合」などは天皇陛下を前にしたことですから「御前」は高い敬称に違いありません。もっと格式の高い寺では「法主(ほっす)さま」「山主(さんしゅ)さま」と呼ぶようです。同じ漢字でも読み方を「おまえさん」とすれば随分と雰囲気が変わります。私の前に住職であった方々はどのように思ってこられたのでしょうか。
映画『寅さん』に出てくる柴又帝釈天は実際にある日蓮宗の題経寺のことで、住職役の笠智衆は渥美清が演じる寅さんや門前町の人から「御前さま」と呼ばれています。本立寺住職が寺の中だけでもお檀家さんからも、「御前さん」と呼ばれてきたことはとても素晴らしいことですが、欲を言えば柴又のように、上野町・寺町・天神町・万町など周辺にお住まいの方からもそのように呼ばれたいものです。それは私の住職としての振舞いにもよりますし、町の人にとってどのように思っていただける寺であるかによるのだと思います。
人間は生まれ持った才覚の中で活かされれば良いのですが、役割を自らが規定し安住を求めてしまいがちです。私も『御前さま』という敬称がどこか古めかしい封建的な身分なのだということを自覚しつつ、今までも社会的活動の中で呼ばれてきた『一晋(いっしん)さん』とも呼んでいただけるように励んでまいります。
「山風」 87号 掲載
お寺の寺報、山風87号を掲載いたしました。ごらんください。
3月28日に行われました、天神町ぼうけんひろばの開園式の様子をYouTubeに投稿しました。ぜひご覧ください。
開園式の様子はこちらから
この度、本立寺YouTubeチャンネルを開設いたしました。
3月28日に行われた毘沙門天開眼法要の動画です。コロナ禍のため限られた人数しか参列できなかったので、ご覧になられていない方はぜひご覧ください。
法要の様子はこちらから
本立寺はコロナワクチン接種予約にお困りの方をサポートしています。その取り組みが各メディアにて紹介されました。
ニュース動画は今後掲載していく予定です。
2021/5/14
読売新聞 多摩地域欄掲載
コロナワクチン接種予約 「困ったら 駆け込んで」
2021/5/19
毎日新聞 東京地域欄掲載
コロナワクチン接種予約 『予約に「ほっとした」』
2021/5/19
テレビ朝日 スーパーJチャンネルにて放送
コロナワクチン接種予約 「ワクチンの“駆け込み寺”が登場」
2021/5/20
テレビ朝日 グッド!モーニングにて放送(5/19放送内容と同じもの)
コロナワクチン接種予約 「ワクチン接種予約で“駆け込み寺”が登場」
2021/5/21
TBS Nスタにて放送
コロナワクチン接種予約 「ワクチンの“駆け込み寺”が、、、」
2021/5/21
日本テレビ news every.にて放送
コロナワクチン接種予約 「これが本当の“駆け込み寺”」
2021/5/23
日本テレビ 真相報道バンキシャ!にて放送
コロナワクチン接種予約 「接種加速へ、、、寺や空港や競輪施設でも」
2021/5/24
TOKYO MX news FLAGにて放送予定