「住職の雑感」ページに NPOの会報「LotusNews」32号に掲載の巻頭文を掲載しました。
こちらから直接ご覧いただけます。
「NPO会報によせて」
「住職の雑感」ページに NPOの会報「LotusNews」32号に掲載の巻頭文を掲載しました。
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「NPO会報によせて」
気候の急激な変動との関連があるのかは分かりませんが、未知の疾病が地球全体を覆い尽くそうとしています。社会生活や経済活動は既に深刻な影響を受け、このことが一人ひとりの心の中にまで不安をもたらし、収束の兆しは見えません。このように不確かさが増している時にこそ、当たり前のことを改めて確認することも大切なのではないでしょうか。
確かなことは、
人間は死ぬということ
その定められた日、時間まで
待たねばならないということ
その時までに何が起こるかは
誰にも分からないということ
そして、その間に起きた事は、
ほとんどがその人とともに
消えてなくなるということ
このことを踏まえてこそ、生きていくことの本質、本当に大切なことや、それでも次の世代に残し伝えたいことを考えられるのではないでしょうか。
人は孤独ではありません。今回のウイルスが人から人へと感染していくのはそのことを証明しているとも言えます。人は自然に包摂されてもいます。改めて繋がりの有り難さを感じてはどうでしょうか。仏教では三毒を人間悪の根源とし、その毒の一つが「愚痴」であり、より少なくすることを修行の目的としています。隔離やさらに増長しての差別は決してあってはなりません。
「LotusNews」32号掲載
本立寺では八王子市と協力して「学童保育所待機児童の居場所対策事業(通称:居場所対策事業)」を4/1~4/7(4/5を除く)を行うことといたしました。
新年度にあたり、本立寺が所在する地域では学童に入れない児童が35人(小学1年生~3年生)います。その子どもたちの春休み中の「安全な居場所」としてお寺で過ごしてもらうことにしました。運営は社会福祉協議会学童保育課のみなさんにしていただきます。
寺としては地域のお住まいの方々に居場所を提供できますことを喜びとし、安全性に最大限配慮してまいります。
行事(春の読経教室・読誦行・写経会)は通常通り行いますが、新型コロナウイルス蔓延を少しでも防ぐため、本堂にお入りの際には、アルコール消毒・マスク着用を徹底、また僧侶もマスクを着用します。
なお、体調の悪い方は、参加をお控えください。
例年4/8の「お花見題目講」は既報の通り中止としますが、本堂前に『花御堂』を祀り、甘茶をご用意しています。

来年令和3年(2021年)2月16日は、宗祖日蓮聖人のご降誕800年です。宗門を挙げてさまざまな行事が各地で予定されております。
本立寺でも、記念法要を令和3年3月28日(日)に行なうことに決まりました。3月17日からのお彼岸を前に、本堂正面に、「日蓮大聖人御降誕800年 記念法要 令和3年3月28日奉行」の大看板を本堂正面に掲げました。
法要の詳細は、改めてお知らせいたします。また、本立寺でも、境内整備をはじめ、記念事業をいろいろ計画しております。
みなさまのご関心、ご協力をお願いいたします。
「南西」の水道の工事が長引き、長らくご不便をおかけしましたが、現在工事は終了し、すべての水場がお使いいただけるようになっております。ご協力いただき、ありがとうございました。
参考:水場の改修工事のご報告(2019/12/24)
お彼岸のお参り時期に間に合ってほっとしております。時節柄ご無理なくご先祖さまにお参りいただけますように。ご法要、お塔婆などのお申し込みは本立寺までご連絡ください。
「住職の雑感」ページに 「山風」82号 掲載の「記憶の継承」を投稿しました。
こちらからも直接ご覧いただけます。
「記憶の継承」
最近のご葬儀では、お通夜を勤めることが必ずしも絶対ではなくなってきました。そして、随分前から直葬が増え、家族葬が当たり前になっています。このような風潮の中でも、私はお亡くなりになられたと聞くと、すぐご自宅に伺いご遺体と対面して行う「枕経」を大切にしています。
僧侶としてご葬儀に携わるようになったのは、約三十年前からです。それ以前で記憶にあるのは、保育園の同級生が交通事故で亡くなったときに参列したのが初めてで、元気に一緒に遊んでいたのにあっけなく会えなくなってしまうんだなとは思いましたが、それよりも、園代表のもう一人の女の子と手をつないだことの方が感触に残っています。小学生の時の身内の葬儀で、棺の蓋を閉じるときに「二回だよ」と言われ叩いた音も耳に残り、出された寿司桶に並ぶ色鮮やかさも目に焼き付いています。
昭和は天皇の崩御で終わり、私は八王子に生れ育ち当時は新宿に住んでいましたので、新宿御苑での大喪の礼や、多摩御陵(たまごりょう)と呼び慣れていたのが武蔵野陵(むさしののみささぎ)と呼び名が変わって不思議に思い(後で大正天皇陵が多摩で昭和天皇陵が武蔵野と解りました)、後に東京都知事になった猪瀬直樹のデビュー作『ミカドの肖像』を読んだのも、社会の不思議な雰囲気の中で「ミカド」に惹かれたのかもしれません。僧侶となり、ご葬儀には数え切れないほど出座しました。遺骸に手を合わせること。ご導師の法話や喪主のご挨拶や弔辞を聞くこと。その一つ一つが私の糧になっています。当時の参列者は百人から二百人以上で、会社を創業した方の「社葬」も度々ありました。印象深いのは戦死をした方の五十回忌法要が多くあったことです。社会としては、亡くなられた方への「いのり」がこの頃にピークを迎えたのかな、と今では思えます。
昨年、お檀家の中島裕さんからシベリア抑留を記録した『我が青春の奇跡』を贈呈していただきました。ご自身が描いた絵と文章を読むと申し訳ない気持ちになります。私が子どもの頃に実感したように、今の子どもたちにも記憶に残るような「看取り」や「見送り」を心掛け、今後も「今際(いまわ)の際(きわ)に携わってまいります。
「山風」82号掲載
追記:こちらの旅行は中止といたしました。また次回の参加をお待ちしております。(2020年4月4日)
今年も身延山久遠寺への一日参拝旅行を企画しました。今年は新宿・常圓寺と合同で参拝します。年に一度の祖山参拝の機会です。ぜひご参加ください。
お申し込み書は、本立寺寺務所にもご用意しています。お問い合わせください。

3月20日(金・春分の日)11時より、ペット供養祭を開催します。どなたでも参加できますので、お申し込みください。
